優柔不断の治し方~決断力をつける方法~

どうするべきか、なかなか決断がでずに結論を先延ばしにしてしまう・・・

優柔不断でグズグズしている自分が好きになれない・・・

こんなことを感じていませんか。

仕事においてもプライベートにおいても、何かを決定して物事を先に進めなければいけないシーンがたくさんあります。ところがこのようなタイプの人は決断することにとてもエネルギーがいるのです。なぜなのでしょうか。        

優柔不断の原因となる性格傾向は?

・真面目で慎重なタイプ

・完璧主義

・他者の評価が気になる

・自分に自信がない

このような性格傾向の人は優柔不断になりやすいといえます。

そもそもなぜ、なかなか決断ができないのかというと、その根底に「失敗を恐れる気持ち」があるからです。よって、物事を真面目に捉えれば慎重になるのはある程度仕方のないことです。しかし、少しの失敗も許せない完全主義の人や、他者からの評価を気にしやすく、自分の決断に自信が持てない人は優柔不断になりやすいと思われます。

優柔不断になりやすい時は?

また、現代は何に関しても選択肢が多く、その中から一つを選ぶというのは、誰にとっても非常にストレスフルなことなのです。上記のような性格傾向でなくても、疲れが溜まっていたり、気持ちが落ち込んでいるときなどは、優柔不断になりやすいといえます。特に、うつ傾向にある人は、決断力が鈍くなり、なかなか決められない自分をまた責めてしまうという悪循環に陥ってしまうこともあります。

優柔不断の治し方とは?

では、どうしたらよいのでしょうか。

何についての決断なのか物事にもよりますが、まずは自分の気持ちを整理してみると良いと思います。

・自分がやりたいことと、人からどう見られるかということを区別してみる

・自分がやりたいこととやらなくてはいけないことを区別してみる

・プライオリティー(優先順位)をつける

・選択した場合のメリット、デメリット(リスク)を考える

何かを選択するということは、必ずリスクが伴います。あとはそのリスクをどうしたら最小限に留めることができるかを考え、対策を取ることです。

そもそもプライオリティーをつけられない、という人は、目の前のことだけではなく、もっと大きな視点でその物事の目的を考えてみるとよいと思います。

「今、この作業は何のためにしているのか」これを意識すると、自ずと優先順位がわかるのではないかと思います。

また、慎重になり過ぎて「絶対に失敗してはいけない」と考えると、踏み出すことができなくなります。

そんな時は、「たとえ失敗したとしても次に生かせばよい。これで終わりというわけではない。」と考えてみると良いかもしれませんね。


「優柔不断であること」は「物事に慎重であること」でもあります。

見方を変えれば決してマイナスポイントではありません。

大切なのは、それを認めながら少しずつ行動に結び付けていくことです。

行動が変化すると視野が広がり、考え方も柔軟になります。

また経験を積むことが自信にも繋がり、決断できない自分を変えていくことができるのです。

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カテゴリ:コラム